髪の毛のメカニズム

髪の太さは個人差が大きく、人種によっても大きく左右されます。

【太さ】
髪の毛を輪切りにしてみると、あの細い髪の毛は実は3層にもなっています。
一番表面は毛小皮といい「キューティクル」と呼ばれる部分です。
このキューティクルが剥がれるとパサつきや切れ毛などの髪のダメージがおこるのです。

真ん中の層は毛皮質(コルテックス)です。このコルテックスが髪の大部分を占めます。
このコルテックスの量で髪の「太さ」や「硬さ」が決まります。さ
らに髪の色もこのコルテックスで決まります。コルテックスが減ってくると「白髪」になるのです。

中心部は毛髄質(メデュラ)といいます。空気を含んでいて髪のコシを出すと言われています。

平均的な日本人の髪の太さは0.07mmと言われます。
もちろん個人差が大きいので人それぞれではありますが、
髪の太さは女性で30歳前後、男性で20歳前後がピークです。

【クセ】
日本人の髪は「直毛」「太め」と言われています。直毛の髪の断面は円形です。
欧米人に多く見られるウェーブがかった髪は断面が楕円形をしています。
黒人に多い縮毛は、さらにそれを潰したような細い楕円形になっています。

黄色人種は直毛の割合が多いものの、それでも黄色人種の約7割がクセ毛といいます。
平均して10万本の髪量を持っていますが、これは他の人種に比べると少ないです。

白色人種は頭髪の量は約14万本で黄色人種に比べば多いものの、髪の太さは0.6mmと
若干細い傾向があります。

黒色人種は髪の量、太さともに白色人種とほぼ同じですが、ウェーブが強くボリュームが
出るので量が多く見える特徴があります。

人種で髪の雰囲気が随分違うのは、このようなメカニズムがあるからなのですね。

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髪の寿命とヘアサイクル

【髪の毛の寿命】
そもそも髪の寿命は平均約4~6年です。
約4~6年過ぎたら抜け落ち生まれ変わるのが普通。
ですがこのサイクルが乱れるのが薄毛の原因です。

髪は「死んだ細胞」でできていると言われます。
表現がちょっと気になる方もいると思いますが、これは本当の話です。
細胞の活動がないため、髪は傷みを自分で修復できません。
パーマやカラーリングなどで傷んだ髪は、自分でケアしていかないと
どんどん痛みが進行してしまいます。

しかし、これは頭皮からでている目に見える毛の話です。
頭皮の中では毛根奥深くで活発に細胞分裂を繰り返し
髪の毛を生成しているのです。

健康な髪の毛の育成の為に頭皮にでている髪は外側からのケア
そして頭皮の中の毛は内側からのケアが重要です。

【髪が抜けるシステム】

髪の毛は私たちの体の中でも成長が早い部位とされます。
髪の毛は1日に約0.3mm伸びています。
だいたい健康な頭皮の人で10万本の髪の毛があるといいますので
1日で10万本の髪の毛を0.3mm伸ばす毛根・毛母細胞の働きはとても忙しいものです。

この目まぐるしく働く細胞ですが、体調の変化・栄養バランスの崩れ、加齢、ソトレスなどの要因で、
大変に影響を受けやすく、その働きは鈍りやすいという面を持っています。

髪の毛は約4~6年で生え変わります。この期間を「成長期」といいます。
そして成長期を過ぎると約3週間の「退行期」を迎えます。
退行期になると、髪を作るための細胞分裂は行われなくなり、
変わりに毛乳頭が小さく絞み、徐々に上部へと移動してきます。
そこから3週間過ぎると「休止期」と呼ばれる期間になります。
この休止期は約3ヶ月から半年あり、抜け落ちるのを待っているのです。
その間何が起こっているのでしょう。
実は、退行期に毛乳頭が上部へ移動してきているので、
頭皮の奥では新しい毛乳頭が作られ髪を生やす準備をしているのです。

そして、十分に準備が整ったら、新しい髪の毛が古い髪を押し出す形で
生え変わるのです。

これが正常な髪の毛の生えるサイクルですが、
サイクルが乱れると、休止期の間に新しい髪が作られる事がなくなったり、
時間がかかったりするようになります。
そして古い髪は自然に脱毛してしまい、そこには髪の毛が生えてこなかったり、
細く弱々しい毛しか生えてこないという薄毛に繋がるのです。

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エビネラン

エビネランはエビネ(海老根)という名前の蘭の一種です。その昔、血行促進効果のある漢方として使用されていました。

血行促進効果から育毛への作用の研究が始まり、第117年回の社団法人・日本薬学会で発毛促進・育毛効果があると正式発表されました。

「保湿作用」「皮膚保護作用」も期待されています。

エビネランに含まれる「カラントサイド」「グルコインディカン」という成分が
育毛・発毛の有効成分です。「トリプタントリン」という成分は消炎効果があります。
ミノキシジルなどに比べるとエビネランの働きは穏やかと言われますが、
やはり個人差があるのでミノキシジル等で効果を実感できなかった方が
エビネランでは効果を実感するという場合もありますので
試してみる価値が十分にあると思います。

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塩化カルプロニウム

現在、日本で医学的に発毛効果・育毛効果があると認められているのは
「フィスナステリド」「ミノキシジル」「塩化カルプロニウム」の3つで、
いずれも内服にはお医者さんの処方が必要です。

塩化カルプロニウムは血行を促進する効能があり、毛乳頭に栄養分を与え発毛を
促進する効能を発揮するといわれています。

第一三共ヘスルケアさんが出している「カロヤン」シリーズが有名です。

【塩化カルプロニウム 服用タイプ】
塩化カルプロニウムという内服薬は主に胃炎などの胃腸障害の治療薬として使われています。
副交感神経を刺激することで胃腸の働きを改善しようとするものです。
治りの悪い慢性胃炎や弛緩性便秘に対して処方される事が多く、
自律神経系のバランスを調整することで消化性疾患を改善します。

『慢性胃炎・弛緩性便秘症などの消化管機能改善,脱毛防止・発毛促進,
乾性脂漏,尋常性白斑』を改善する効能がありますので、胃腸障害に比べると
処方頻度は低いもののAGA(男性型脱毛症)の治療として処方される事もあります。

【塩化カルプロニウム 外用タイプ】
塩化カルプロニウムは頭皮に塗布すると血行を促進し
毛乳頭を活性化させて育毛を促すという効果があるとされています。

同じく薄毛治療薬にされるミノキシジルとかなり似た効果ですね。
違いはそのメカニズムです。

ミノキシジルは血管自体を増やしたり、成長に必要な因子を増やして
血流を促しますが、塩化カルプロニウムは血管を広げ血行促進をします。

つまり同じ血行促進にしてもバックグラウンドでの働きは
ミノキシジルの方が高いと言えるでしょう。
その変わり、ミノキシジルよりも体へおこる副作用の程度は低くなります。

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センブリエキス

センブリエキスとは、リンドウ科のセンブリという草から抽出したエキスです。
センブリと聞くと、バライティー番組で苦くて体に良いお茶を飲むという
罰ゲームが浮かぶ方もいるのではないでしょうか。
そう。そのお茶の原料であるセンブリです。

センブリは薬草とされ、胃腸虚弱・下痢・腹痛・脱毛の症状に対して効果のある漢方薬に重宝されていました。更に肝機能改善作用・末梢血管拡張作用・発毛促進作用・毛根の細胞活性化なども期待される生薬です。

【センブリ 内服タイプ】
センブリは何よりもお茶などにして飲むのが一番です。どちらかというと胃腸などの健康の
ために、健康茶として飲まれるケースが多いようです。

しかし、センブリ茶は前述の通り、とにかく苦いのが特徴です。
「良薬口に苦し」と言っても、続かなくては意味がありませんね。

センブリの錠剤もありますので、お茶の味が苦手な方は
サプリで飲んでも良いでしょう。

【センブリ 外用タイプ】
体に良いという健康茶で人気のセンブリですが、
育毛となると、飲むよりも直接つけた方が効果があるという説もあります。

センブリエキスにはスエルチアマリンなどの成分がふくまれ、
血行を促進し細胞分裂を活発にする働きがある事がわかっています。

センブリエキスは単品で使用するよりも、他の成分とも組み合わせた育毛剤を使
った方が相乗効果で髪が生えやすくなります。
またセンブリエキスの効果発揮はゆっくりですので、そういった事を踏まえても
他成分と抱き合わせで使用したほうが良いでしょう。

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フィナステリド(プロペシア)

プロペシア(フィナステリド)は元々前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として使用されていました。
男性ホルモンテストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)へ変換する酵素である2型5-α還元酵素を阻害することによって男性ホルモンを抑制させる働きがあります。
この働きが男性のAGA(男性型脱毛症)へ良い働きをし、育毛剤へ応用されるようになりました。プロペシアは男性にしか効果のない成分になります。

【プロペシア 内服タイプ】
育毛剤として有名なミノキシジルも日本では医薬品と認められていませんので、
医療品の内服薬として薄毛治療に効果があるとされている薬は、現段階ではプロペシアのみです。
世界60か国以上で認可・使用されています。

5αリダクターゼは、男性ホルモンのテストステロンと結びつくことでAGAの原因とされているジヒドロテストステロンに変換させる働きをします。この働きを抑制することが、
髪を細くしたり抜けやすくなったりさせる働きを抑えることに繋がります。

【プロペシア 外用タイプ】
フィナステリド(プロペシア)は皮膚から吸収されることがわかっていますので、
塗るタイプの育毛剤にも使用されています。内服に比べ副作用のリスクが少なく安全です。

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ミノキシジル

薄毛対策として、真っ先に思い浮かべるのはなんと言っても「育毛剤」でしょう。
育毛剤は日々研究され進化しています。「生える」という事は日本では薬事法に触れるため
医薬品以外は謳えませんが、手助けになることは間違いありません。

数多くある育毛剤の違いはなんでしょうか。

【ミノキシジル】
ミノキシジルは1960年代に創製された成分です。
ミノキシジルはそもそも育毛剤として開発されたものではありません。
元は血圧降下剤として開発されました。

しかし、後に発毛効果が発見され、育毛剤に転用されるようになりました。
日本以外では「ロゲイン」という商品名で販売されています。

ミノキシジルの発毛メカニズムははっきりとはわかっていませんが、
血圧降下剤として、血管を拡張させ血流をよくする作用が結果的に発毛に効果を発揮したのではと言われています。

ミノキシジルは育毛成分の中でも最も有名な成分ですが、副作用と思われる報告もあります。
例えば低血圧・性的不能・肌荒れ・吹き出物などです。

【ミノキシジルの内服タイプ】
飲むミノキシジルとしてタブレットタイプがありますが、これは日本では医薬品と認められていないため
海外からの輸入品になります。アメリカでも未だ非承認です。ユーザーさんの中では「ミノタブ」と呼ばれています。
飲むタイプのミノキシジルは副作用が出る恐れがあるため、はじめてつかう場合は少量からにしましょう。
3ヶ月使用して効果がみられない場合は、体にあっていないと考えられます。

【ミノキシジル 外用タイプ】
外用のミノキシジルは血行を促して血管を拡張させ栄養を毛根に取り入れやすくさせる効果があります。
ミノキシジルはすでに進行しているAGAに良いとされています。塗るタイプのミノキシジルで効果を感じる場合は服用タイプのミノキシジルは不要でしょう。ミノキシジルは効果は大変に良いとされていますが、問題は
その浸透率の低さです。プロペシアなどに含まれているフィナステリドとの相性がよく、同時に使用する事で
相乗効果が望めると期待されていますが、フィナステリドもフィナステリドで副作用があると言われるため、
使用は慎重にしたいところです。

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カツラ/ウィッグ/ヘアピース

現代のかつら・ウィッグ・ヘアピースは、自然なキューティクルや、見た目が非常に進化し、傍から見てもつけていることが極めて分かりにくくなっています。

また髪色なども自由に選べ、部分かつらだけでなくフルウィッグと呼ばれる全体用かつらも人気です。

着脱が簡単でその日に応じて使い分けもできるので髪型のバリエーションを楽しむこともできます。

【メリット】
□安全性が高い
□植毛や増毛に比べ費用が安価なものがある
□素早く髪量を増やせる
□自分の自毛の状態によって様々な種類から選べる

【デメリット】
・毎日の着脱が必要
・専用シャンプー等での手入れが必要
・数年でかつらが痛むので買い替えが必要
・徐々に増えるではなく一気に増えるので周囲にわかりやすい

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増毛

増毛は、自毛1本に複数の人工毛髪を結びつけたり、数十本単位の人工毛髪を付けた透明な糸を結んだりして、「自分の髪の毛以外を使って人工的に髪を増やす」技術です。1本が2本、3本、それ以上になるので、髪の毛は2倍、3倍、さらに大幅に増えたように見えます。今では専門店ではなく美容室でも行っているところも多く、気軽に利用できる施術法になっています。

【メリット】
□手術は必要ないので手軽且つ費用が安い
□短期間で髪の量を増やせる
□少しづつ施術できるので自然に増毛が可能
□増毛時の違和感がない
□頭皮へ埋め込む植毛と違い安全性が高い

【デメリット】
・髪が伸びてくるのとともに増毛した部分が伸びてきて浮いてしまうので月1回程度でメンテナンスが必要
・自毛の生え変わりとともに増毛した部分も抜けてしまう
・自毛がない場合は増毛できない
・だいたい1ヶ月位で少しずつ増毛した部分が抜けてしまう

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植毛(自毛植毛)

「植毛」とは、頭皮に毛髪を植え込む施術法で、外科手術を行う医療行為に当たります。合成繊維で作られた人工毛を植え込む「人工毛植毛」と、自分の髪を移植する「自毛植毛」があります。

【自毛植毛】
細かな違いはありますので、こだわりたい場合は、まず植毛をしてくれるサロンやクリニックに確認してください。

●人工毛植毛に適した方
□移植する部位の髪量がある方
□日常のメンテナンス・再施術を極力避けたい方
□費用をできるだけ抑えたい方

●メリット
・自毛植毛は自家移植になるので、拒絶反応の心配がない
・手術の成功率が非常に高い。
・1度自毛植毛をしてしまえば、特別なメンテナンスが必要がありません。

●デメリット
・初期費用が高い(メンテナンスを考えるとトータル金額では人工植毛よりも安価になる事が多い)
・生え揃うまでに時間が掛かる
・周囲の頭皮から採取を行うため、本数には制限がある。
・髪の生えている場所を変えるだけなので全体量は変わらない

【マイクログラフト法】
1~3本の毛髪を1単位としたグラフトを移植する施術方法。10~15本の毛髪をまとめて移植するパンチグラフトによる生え際の不自然さを補うために発案され、世界中に普及しました。

【フラップ法(頭皮弁移植法)】
薄くなっていない側頭部や後頭部の頭皮を帯状に3辺切り、残りの短い一辺を頭皮ごと前頭部(生え際)に移動させる手術法です。頭皮弁移植法とも呼ばれています。

4000本~8000本の密度の高い大量の頭髪を一度に移植することができる方法として話題になり、多くの術式が開発されれました。

【バンドル法】
バンドル植毛は、採取したドナーを1~3本の毛髪を含む毛穴単位に分割し、注射器状のニードル植毛器で移植していく方法です。

バンドルヘアとは、同じ毛穴から出ている2~3本の毛のことで、バンドル植毛は、FUTやマイクログラフトと同じ概念ですが、FUTとの違いは、顕微鏡を使わないで株分けして、専用針を使って植えつけというところです。

【FUT法】
移植する部位を採取する際、直線的に一定の間隔でカットする為、毛根へのダメージやロスが多くなるマルチプレードナイフを使わず、顕微鏡で採取したドナーを1~3本の毛髪が生えている毛穴単位に株分けし、メスで切れ目をつくり移植する植毛法です。

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